2011年元旦

【ROCKHURRAH RECORDS製作の2011年賀状。ド派手!】

ROCKHURRAH WROTE:

新年明けましておめでとうございます。

ROCKHURRAH RECORDSが毎年恒例にしていて12月になると頭を悩ませているのが年賀状作成。

平日にはあまり時間がないので週末にブログ書いたりしてるんだけど、去年の12月はその少ない週末に行事が集中してしまった。

いつもは月半ばくらいには印刷まで済んでるこの年賀状作成もタイムリミットである12月25日直前までデザインさえ出来てない状態で、SNAKEPIPEと二人で焦りまくって作ったのが上のもの。

一昨年はタイムトンネルみたいなバックをバイクが疾走するような年賀状、

昨年が50年代〜60年代風のレトロSF映画(というより怪獣映画)のポスター風、

というように毎年何となくテーマを決めて作るようにしているんだけど、今年はサイケデリックな感じにしようよ、とSNAKEPIPEから「お題」を出されてしまった。

うーん、サイコ(ビリー)やネオ・サイケだったら得意技のROCKHURRAHだがいわゆる60年代風のサイケデリックの洗礼は全然受けた事がなくて最も苦労したのが今回の年賀状かも。

色々と試行錯誤してサイケというよりはお色気スパイ・アクション映画のポスター風、ちょっとだけ和風テイストも盛り込んだド派手なものが何とか出来上がったよ。これで食ってるわけじゃないのでありきたりなのはご勘弁を。

さて、デザインも出来上がって印刷もきれいに出来た。あとは宛名を印刷するだけ、という時になって問題勃発!

SNAKEPIPEが購入した高級写真用紙は「はがきサイズ」と明記してあったが単にはがきと同じ大きさの写真用紙で、裏側は印画紙の裏と同じような仕様、はがきではなかったのだ。だから宛名面を印刷してもインクが全然のらないという事が投函直前に判明したというわけ。これじゃ実際のポストカードにはならないので、仕方なく宛名シールを作って貼るという情けない状態になってしまった。

裏表両面をキチンとキレイに仕上げるはずだったのに非常に残念!来年はちゃんとしたはがき用紙にします。

しかし、毎年どんどん派手さに磨きがかかってゆくROCKHURRAH RECORDSの年賀状、ここまでカラフルだともうエスカレートする先がないなあ(笑)。

まあそんな課題を抱えつつもROCKHURRAH RECORDSは淡々と営業中なので、今年もよろしくお願い致します。

Playback 2010

【ROCKHURRAH制作の3Dだよ!来年もこうありたいね!読めるかな?】

SNAKEPIPE WROTE:

早いものでこれが今年最後のブログになってしまった。
一年って本当にあっという間!
こうして年を取っていくのね。とほほ。
2010年はどんなことがあったんだろう?
日記代わりに一年を振り返ってみようか。

1月。
実はSNAKEPIPEもROCKHURRAHも今年の正月前に体調を崩してしまい、危うく寝正月になるところだった。
本当はROCKHURRAHは高熱があったけれど、楽しみにしていた正月だからと無理をして行事に参加。
親戚への挨拶などもあり、余計に具合が悪くなったように思う。
12月から1月って一番風邪を引きやすいから気を付けないとね!と言ってるSNAKEPIPE自身が現在風邪っ引きなんだけど。(笑)

2月。
ひきこもり絶好調の月!(笑)
だんだん季節が春めいてきて、大好きな冬物の服が着られなくなってくるこの時期は外出する際の洋服を決めるのに時間がかかってしまう。
元々家にいるのが大好きなので、外出は最小限に抑えることをモットーとする。(笑)
今年の2月はずっと映画ばかり観ていた記憶しか残ってないよー!

3月。
SNAKEPIPEの誕生月!
毎年喜んで年を取っていきたいと考えてはいるけれど、ここ最近はどーも…。(笑)
プレゼントに何が欲しい?と聞かれてもあまり思いつかず、答えるのに苦労するSNAKEPIPE。
自分で欲しい物を作るようになってから、なかなか購買意欲が沸かないんだよね。
買い物に興味が無くなると、ショッピングに出かけようという気にもならず益々引きこもり傾向が強くなっちゃうね。

4月。
毎年の恒例のお花見におでかけ。
少しは春めいてるだろうと薄いレザージャケットだけ着ると、まだまだ寒い。
この時期は厚着できないから大変なんだよね!
例年お弁当を持って桜の木の下でお昼を食べていたけれど、今年は行きたいお店があったのでお弁当なし。
行きたい店とは、とんこつラーメン屋さん!(笑)
花見に似合わないけど、どうしても食べたかったんだよね。
行ってみるとかなりの美味しさに大満足!
九州出身のROCKHURRAHも気に入ったみたいだから良かった。

肩こりが辛くなったので、ピローフィッターさんがいる売り場に枕を買いに行く。
接客してくれたフィッターさんが汗だくで説明してくれる姿に感動!
サイズを測ってもらい首のカーブに合った枕を購入したのは初めてだったけど、やっぱり寝心地が全然違うんだよね。
買って良かった逸品!

5月。
ゴールデンウィークを利用してのおでかけ。
今年は福生のミリタリーショップに行ってきた。
福生の町には随分昔に行ったことがあるけれど、ほとんど知らない場所。
「ぶらり。途中下車の旅」状態でなかなか楽しかった。
帰りに国分寺の「超山田堂」にも寄ってきたし。(笑)

毎年恒例の潮干狩りも楽しかった。
去年はROCKHURRAHと二人だけだったけど、今年は大勢人数で狩りへ。(笑)
この日は非常に寒くて、貝の採れ具合よりも暖まりたい気持ちが強くて貝掘りに集中できなかったのが残念。
気温が低いため、当然水温も低く貝も潜ってたみたいだね。
そのせいか今年のアサリはなかなか砂が抜けなかったよ。
来年に期待!(笑)

6月。
ミリタリー系ショップへ頻繁に足を運び始めたのがこの頃から。
以前よりフライトジャケットはいくつか所持していたけれど、どんどん本格的に購入することになるのがショップ巡りをするようになってからかな。
SNAKEPIPEは例えばウッドランド迷彩などのみんながすぐに思いつくミリタリーを好むのに対し、ROCKHURRAHは米国特殊部隊が着用するタクティカル系に興味があるようで。
ミリタリー系というキーワードは一つでも、その道はいくつにも枝分かれしてるのよね。(笑)
SNAKEPIPEも昔はこれほどじゃなかったはずなのに、いつの間にか全身ミリタリー女になっていて自分でもびっくり!
購買意欲がなくて、と書いたのが3月だったけどミリタリー系の洋服はかなり買ってるなあ。(笑)

7月。
ROCKHURRAHの誕生月。
真夏の誕生日なのに、毎年冬物をプレゼントするSNAKEPIPEである。
池袋にあるミリタリーショップにでかけ、防水機能のあるジャケットを購入。
ついでにSNAKEPIPE自身のミリタリー物(冬物)も購入。
ミリタリーショップは季節に関わらず夏/冬物の両方が置いてあるのがいいよね!
「早く冬にならないかね~」
と合言葉を言い合うのがこれくらいの時期から。

NHKトップランナーを観覧したのが7月下旬。
暑い渋谷を汗だくで歩いたっけ。
スタジオ内部に潜入したのは初めての経験だったので、興味深かったな。
この時の放映では、本当に小さく少しだけ映っていたROCKHURRAHとSNAKEPIPEを確認することができた。
4時間近くかかって収録して、結局放送時間は30分だもんね。
ほぼ7割がカットされてる計算だよ?
裏話特集が作れそうだよね。(笑)

8月。
ゴールデンウィーク中に一度行った福生にまたもや参上。
今回は横田基地で毎年開催されている「日米友好祭」という、言ってみればお祭りに行ってきたのである。
今年の夏って本当に暑かったよね?
行ったのがお盆過ぎの8月21日、通常ならお盆過ぎたから少しは秋らしくなってきたねというくらいの時期なのに、今年は尋常ではない暑さ!
しかも基地の中って影になる部分が非常に少ないため、日傘をさしていたにもかかわらずSNAKEPIPEには過酷極まりない環境だった。
頭がクラクラして、歩けなくなってしまったほど。
あれが熱中症の初期症状だったのかもしれないね?
初めての横田基地だったので、勝手が分からなかったけれど、次回行くことがあったらもっといろんな食べ物食べたり、グッズを手に入れて楽しみたいな!(笑)

9月。
大雨の中を千葉県民でもあまり足を踏み入れないと思われる僻地に出かけた。
あの時の雨はすごかったなー!
まだ暑い季節とはいえ、あそこまで全身濡れてしまうとやっぱり寒い。
室内に入ると冷房がかかっているから余計に冷える。
夏の雨も困りものじゃよ。冬も困るけど!(笑)
かなりの距離を歩いて歩いて、やっと見つけた古着屋倉庫。
本当はもっと早く帰りたかったのに、雨足は相変わらずのまま、更に雷が落ちる音まで聞こえてきたため帰れなくなってしまう。
なかなか良い品物が手に入ったのは良かったけど、もっと歩き易い季節に行きたいね。
もしかしたら冬のほうが良いのかしら?

田中一村展に行き、トリップ体験をしたSNAKEPIPE。
あれは一体なんだったんだろう?
日曜美術館で今回の田中一村展についての特集をやっていたのを観ると、奄美の地元の人が「田中一村の絵は怖い絵」と言っていたので、本当にトリップ効果があるかもね?
それにしても鑑賞後入った中華料理屋の味、ひどかったなー!(笑)

10月。
前から一度行ってみよう、と思っていた品川の水族館アクアスタジアムに行く。
都内で駅から歩いて行かれる便利の良い水族館ってなかなかないよね。
葛西臨海公園の水族館は駅から近いけど、葛西臨海公園駅自体が不便な場所なんだよね。
品川の水族館は平日昼間でも意外と人が多くてびっくり。
やっぱり皆さん、便利の良さから選んで来てるのかな?
と思ったら「はとバスツアー」みたいなご一行さんもいたみたい。
品川って観光名所になってるのかな?
水族館でまず初めに驚いたのがチケット売り場にいた女性の対応の悪さ!
こんなに無愛想な女が正面入り口に立ってて許されるんだ?
この時点でアクアスタジアムのレベルがある程度分かってしまったSNAKEPIPE。
内部に進むと、ああ、やっぱり…。
品川という立地と駅近だけがウリだったみたいで、アクアスタジアムには失望した。
館内が狭い!
それにも関わらず人が多い!
狭い、ということはそれだけ魚の種類も少ないってことね。
1800円出して、これだけ?と不満を持つのはSNAKEPIPEだけではないだろう。
一度行けばもういいわ。2度目は有り得ないね!

11月。
夏から計画していた帰省プラン。
長崎まで足を伸ばし、軍艦島にも行ってみた記念すべき旅になった。
長崎で食べた老林のちゃんぽん、蘇州林の皿うどん!
本当においしかった。
また食べに行きた~い!(笑)
軍艦島にも上陸できて良かったし!
ただし、着ていた洋服のせいなのか、皮膚がかぶれてしまい困ったことに。
わざわざ長崎で皮膚科に行くことになるとはね!とほほ。
いろんな意味で思い出になった長崎観光だったね。(笑)

今回の博多ではとんこつラーメンをよく食べたなあ。
1日3食ラーメン、とまではいかないけど前回の博多よりかなり食べたね。
博多の人にとってラーメンは主食というより、「おやつ」とか夜食の感覚だろうからやっぱり盛りが軽いんだよね。
少し経つとお腹が減る感じ。
ちょっと食べ過ぎたかな?(笑)

12月。
今年最初で最後のライブの話は先週書いたばっかりだから割愛。
ROBINのメンバーと一緒に写真撮影ができるなんて本当に嬉しかった!

ROCKHURRAHとのクリスマスプレゼント交換も無事に終わり、年賀状制作も終了。
2010年も残すところわずか数日になっちゃったね。
「もういくつ寝るとお正月」状態、あ、あとは大掃除があったわ。(笑)
部屋をキレイにして、体調整えてお正月に備えましょ!
皆様も良いお年を!
また来年もよろしくお願いします!

なお、扉の画像は今年流行のキーワード、3DにちなんでROCKHURRAHが作ったもの。
まずは画像をクリックして拡大表示。
黒丸が3つに見えるように焦点を合わせてから画像を見てね!
どんな文字が飛び出すかな?(笑)

今年も参戦!043CALLING

【043CALLINGのフライヤー】

SNAKEPIPE WROTE:

なんと今年は一度もライブに足を運んでいなかった!と気付いたのが11月頃のこと。
ここ何年かは年に数回は必ず行っていたのに!
「今年ライブ行ってないんだよねー」
と友人Tに話したところ
「じゃあ12月12日、ご一緒しましょ!」
とのこと。
12月12日のライブ?
調べてみると、去年も行ったSIXX RECORDS主催のイベント「043 CALLING」が同じく千葉ルックで開催されると分かった。
出演は主催だから当然だけどLINK13、去年も参加のラフィン・ノーズ、そして念願のROBIN!もう一つKAMOME KAMOMEという今まで聴いたことがないバンドも加わって全部で4バンド。
今年の最初で最後のライブ!
行くしかないでしょ!(笑)

忘年会を兼ねてライブ前に軽く飲みましょ、といつものライブ仲間と会合。
今回のSNAKEPIPEはキャプテン・センシブル風に変装して行ったので
「おお!キャプテン!」
「ド・フラミンゴ!」
などと呼ばれてすっかりご満悦のSNAKEPIPE。(喜ぶか、普通?)
仲間の一人から普通なら滅多に遭遇しないような奇っ怪な話を聞いてびっくりしたり、仲間達の近況などを話して気持ち良くライブハウスへ。
入った時にまるでロンドンナイトか、というようなBGM。
DJ COBRAがかけていたほとんどはロンドンナイトCDに入ってる曲だったね。
おかげでノリノリになれたSNAKEPIPEだったけど。(笑)

飲み会の席で予想していたバンドの出演順は軽く裏切られ、なんとトップバッターが一番のお目当てのROBIN!
帰宅してからROBINのHPで確認してみると、ちゃんと一番で出演って書いてあったんだよね。
なんたる不覚!深く反省!(ぷっ)
ROBINの入場の時の音楽が聞こえてきた途端、
「うわー」
と言いながら一番前に進んでしまったSNAKEPIPE。
それにつられるように後を追うROCKHURRAH。
普段だったら中央よりやや後ろ辺りで鑑賞する二人が前方に来てしまった。
あとから聞いたところでは
「あの二人が前に行って大丈夫かね」
と仲間が心配してたらしい。(笑)
最前列を陣取ってしまったSNAKEPIPEはほとんど巻き込まれなかったけど、前方にいたROCKHURRAHはパンチ合戦に加わってしまったとか。
3曲くらいで離脱したらしいけど。(笑)
最前列にいたSNAKEPIPEはROCKHURRAHがそんなことになっていたとは全く知らずに嬉しくて飛び跳ねていた。
約1年ぶりのROBINだもんね!
相変わらずノリの良い曲をガンガンにやってくれて、大満足。
パワーをもらって汗だくになってしまった。
やっぱりROBINいいねー!
それにしても前作を発表してからもうすぐ2年が経とうとしてるけど、新作の予定はないのかな?

2番目が初めて観るKAMOME KAMOME。
お目当てのROBINが終わってしまい、更に汗だくで少し疲れてしまったSNAKEPIPEとROCKHURRAHにとっては休憩タイムになってしまった。
やや放心気味で座って鑑賞。
KAMOME KAMOMEは柏のバンドなんだって。
聴き慣れてないせいもあって、なんとなくバックの音とヴォーカルが合ってないような気がした。
ヴォーカルが違う声だったら割と好みだったかもしれないな。
熱いタイプのバンドだったね。

3番目、ラフィン・ノーズ。
ラフィンも相変わらず乗せ上手、チャーミーが元気そうで良かった。
確か去年の043CALLINGの時はちょっと元気がない感じがしてたけど、今年は通常通りパワフルなステージでゴキゲンだった。
なんでだかラフィンのライブを鑑賞すると安心するんだよね。
多分チャーミーやポンの変わってない姿を観て、「まだまだ大丈夫」って自分に言い聞かせてるんだろうね。(笑)
今年も「GET THE GLORY」聴けて良かったよ!

トリはLINK13。
ん?あれ?ステージの準備をしている時のギターの人影が見慣れない方。
いくら一年ぶりとはいえ、あんなに長髪になるはずないよね?
などと思いながら前方を見つめていると
「あのね、ギターのMITOMEさん、辞めちゃったんだよね」
と友人Tが耳うちする。
えっ、全然知らなかったー!
LINK13は3ピースバンドで、ウッドベースのTEZUKA、ギターのMITOMEの長身二人が前面、後方に控えるドラムというバランスが良かったんだけどね。
何故MITOMEさんが脱退してしまったのか真相は謎。
さて、新しいギターはどんな感じなんだろう?

LINK13の登場曲はいつもROLLING STONESだけど、今回はまた違うSTONESの曲で入場。
ウッドベースのTEZUKA氏はいつも白いタンクトップ姿なんだけど、ん?今回は…
タンクトップには違いないんだけど、黒いパイピングがされてるボーダータイプ!
こんなTEZUKA氏は初めて観たよ!
なんだか水兵さんみたいだったね。(笑)
そして注目の新しいギターは、なんと真ん中でぱっつり分けたやや茶色がかった長髪にネクタイをしめたスーツ姿!
顔立ちは小室哲哉似だと思ったSNAKEPIPE。
ベースのTEZUKAとの身長差がかなりあるので、少しでもかかんで弾いてしまうと全く目に入らなくなる感じ。
かたやタンクトップ、かたやスーツ。うーん。(笑)
さすがにギターの腕は確かだったけどね!
今回のLINK13はちょっとポップな音も取り入れたりしていて、今までの素晴らしいテクニックにプラスしてノリの良さもあり、出演した4つのバンドの中で一番カッコ良かったかもしれない。
相変わらず音を中断し、後ろ向きで髪をとかす姿も確認できたしね。(笑)
これからもLINK13は注目していきたいバンドだね。

LINK13の演奏中に笑いながらパンチ合戦に参加していたROBINのベース、YASU氏と仲良く喋っていたのが忘年会を一緒にやった仲間たち。
パンチ合戦ですっかり意気投合したのか
「ライブ終わったら一緒に写真撮ってもらうようにお願いしたから!」
と仲間の一人から耳打ちされて、嬉しくなってしまった。
ベースのYASU氏は何年か前にやっぱり同じ千葉ルックの外で一緒に写真を撮らせてもらったことがあるんだけど、またお願いできるとは!
ライブが終わって寒い外で少しだけ待っていたら、本当に来てくれた。
えっ、なんとROBINのヴォーカル、HIROSHI氏じゃないのっ!
まさかHIROSHI氏と一緒に写真に写ることができるなんてビックリ仰天ハプニング!
集合写真だったため、たまたま外にいた人が撮ってくれたんだけど、本当はSNAKEPIPEが撮影したかったなー!
その後から今度はベースのYASU氏も登場。
またまた近くにいた人が撮影をしてくれて、全員でYASUをかこんで撮影成功!
こっちもやっぱり帰宅後確認するとピンぼけなんだよね。がっくし!
やっぱりSNAKEPIPEが撮影すれば良かったなー!
ま、それにしても仲間達と一緒にROBINのメンバーと集合写真が撮れるなんて思ってもみなかった嬉しい出来事!
ちょっと早いクリスマスプレゼントって感じだね!

がっちりBUYましょう!vol.2 雨の日対策アイテム編

【防水の似た者同士(ポンチョ、ステルス戦闘機、マンタ、ゲイラカイト?)】

ROCKHURRAH WROTE:

「さすがいいの持ってるね」などと褒められた事もないし、人様に自慢出来るような買い物もしてないROCKHURRAHなんだが、こんな企画の第2弾で登場してしまった。
時代に真っ向から逆行したこのタイトル(元ネタ知ってる人も少ないはず)を考えたのもROCKHURRAHだったしな。

というわけで誇れるモノは全然ないんだが、自分で気に入ってる服装の中から少しだけ書いてみよう。強いてテーマを考えるなら雨の日に持ってて良かったアイテムか?
以前のブログ「豪雨の古着屋倉庫編」の時にびしょ濡れになった経験から、ここ最近のROCKHURRAHのテーマが「雨に負けない服装」というわけだ。合羽よりは多少おしゃれというのが当面の目標。

まずは上半身、これはECWCS(Extended Cold Weather Clothing System)と呼ばれる米軍のパーカーだ。拡張式寒冷地被服システムとはレベル1から7まで、つまり下着から上着までを7種類の中から選んで重ね着してゆこうという、壮大かつ大げさな思想から生まれた(笑)。米軍兵士の経験はないから詳細はわからないが、今日はちょっと寒いからレベル1、3、5、6でいきましょう、ってな具合なのかね?まるで明星ラーメン「ちびろく」の「僕はちび1、パパはちび3」みたいなものか?またまた古い例えで申し訳ない。
しかし7枚全部いっぺんに着てたら世の中にあるレイヤードスタイルの中でも類いまれなる着ぶくれ男になってしまう事は間違いないね。
で、話がそれたがこのパーカーはその中のレベル6に当たり、通常はこれ単体を指してECWCSパーカーと呼ぶらしい。米軍で80年代半ばくらいまで主力だったM-65フィールド・ジャケットやN-3Bなど、長めの防寒ジャケットに取って代わる存在として登場した。
この服は登場した頃はまだ珍しかった新素材、ゴアテックスを使って作られたもの。簡単に言えば風や水の侵入を許さず、自分の体から出た汗の水蒸気は外に逃がすというシロモノだ。そういう性質だから今ではウィンタースポーツや登山、釣り、現場関係者などのアウトドア業界では珍しくもないハイテク素材なんだけど、それらの原型になったのがこの米軍ECWCSとされている。パタゴニアやノースフェイスとかの主力アウターのデザインとほとんど変わらないしね。
では軽くこのパーカーの特徴を記しておこうか。
ちなみにECWCSは現在第3世代まで作られていて時代によってデザインが違う。着用しているのは1stモデル。斜めのフラップが付いたポケットと畳んで収納出来ないフードが目印ね。
米軍の旧世代ジャケットとして大活躍したM-65と同じように、ジッパーで止めた後にスナップボタンで留めるように出来てる。しかしこのボタンがかなり留めにくいので片手では難しい。これは防寒フライト・ジャケットの大先輩N-3Bのようにジッパー閉めた後でヒモをボタンに引っ掛けるスタイルの方が断然スピーディと個人的には思うが、それだとボタンがすぐに取れたりしてまずいのかな?
前身頃のジッパー脇には両側にベルクロで留めるかなり大きな隠しポケットが付いていて、この収納力は素晴らしい。手ぶら大好きのROCKHURRAHが気に入っている最大のポイントがこの隠しポケットなのだ。上から2個目のボタンさえ外しておけば前を開けなくても両ポケットにアクセス出来る、これは大変に便利だ。
逆に外側についてるフラップ・ポケットは浅くて小さい、手を突っ込んでも半分くらいはみ出してしまうよ、という気休め程度のポケットだ。縫いつけてあるからN-3Bみたいにフラップをポケットの中に入れてしまう事も出来ない。
2ndジェネレーション型からはフードを畳んで首の後ろに収納出来るようになっているが、この1stは畳む事が出来ない。しかもヘルメットの上からかぶれるようにかなり大型フードだから雨の日に満員電車に乗ったら後ろの人が大変に鬱陶しいのは間違いない。フードの先には鋲打ちされたかのようなスナップボタンが付いていて、専用のファーを取り付ける事も出来る。
脇の下はジッパーで開けるようになったベンチレーション機能が付いている。暑くなったらこの脇下だけ開ければ風が入ってくるという仕組み。全開で電車の吊革掴むと下に着てるものが丸見えになって、やや変態っぽいな。
まあこういう特徴を持った上着で雨具としては最適。本体はペランペランのものでこれ単体では防寒の役には立たないんだが、下にフリースとかそういうものを着て冬の雨や雪の日に外に出るのが楽しみな逸品だ。
ROCKHURRAH着用のものは少しデカイのが悔やまれる。N-3Bもそうだが丈が短めの方がカッコ良いからね。

さて、下半身は米国タクティカル系アパレルでは超有名ブランドである5.11のタックライト・プロ・パンツを合わせてみた。元々はロイヤル・ロビンスというアウトドア・ブランドだったがクライミング・パンツとカーゴ・パンツのデザインや機能性を融合させたタクティカル・パンツと呼ばれるものを開発した。FBIやCIA、SWATといった特殊任務の人々に愛用されてこの世界では非常に有名なのが5.11というわけだ。とは言えこういう職業の人に対する憧れなどは毛頭持ちあわせてないROCKHURRAH。
アルファとかアビレックスとか一般的なカーゴ・パンツよりは何だかマニアックで強そうに見える黒いカーゴ・パンツだったから購入しただけに過ぎない。
ミリタリー系カーゴ・パンツは大好きなアイテムなんだが、どこの軍隊でも大差ないし色もその国が採用している迷彩柄とミリタリー・カラーとして定番のオリーブ、カーキくらいしか選択肢がないから、黒だけど本物というのはやはり魅力だ。
このタックライト・プロ・パンツは両腿のカーゴ・ポケットの上に携帯電話用の小さいポケットとライトなどを入れる小さいポケットが付いていてパッと見はかなり安っぽい。その辺に売ってるルーツのないカーゴ・パンツと変わらないが、違うとすれば後ろのポケット部分かな。
両方のポケットが鋭角な斜めに切れこんでいて(八の字)フラップとかは付いてないという特殊なデザイン。要するにケツポケットのものが実に素早く出し入れ出来るという機能だ。しかしそれがそこまで重要な事なのかは普段着でしか着用してないROCKHURRAHには不明。手を洗う時に横の人の2倍のスピードでハンカチを取り出せるとか?まあ特殊任務の人にとってはありがたい機能なんだろうかね。
実はこのパンツを購入前にほんの少しの金をケチったために別のメーカーの黒タクティカル・パンツを買った。しかし、これがブカブカで単なるボンタンの学生ズボンにしか見えないシロモノ・・・どうしても似合わない。で、これはSNAKEPIPEにあげて自分用に5.11のを買い直したというわけ。女の子だったらブカブカでも逆に違和感がないしね。
店舗で試着出来るところが近くになかったから通販で買ったが、届いたものはやっぱりかなり大きめ。布や縫製はさすがだがやっぱり少し高そうなボンタンの学生ズボンにしか見えない(笑)。
しかしどうしても穿きたいから久々にミシンを使って大改造。
スリムとまではいかないけど通常の5.11よりはかなり細身のテーパードに変身させる事に大成功したのが着用写真のもの。
本来は股の部分にダイアモンド・カットという余分な布がプラスされていて、しゃがんだ時などに動きやすいという仕組みになっているこの手のパンツなんだが、そんな事は全て無視してダイナミックに削って仕上げてみたよ。それでも抜群に穿きやすいし激しい動きも問題ない。こりゃプロの方々が愛用するのも頷ける機能性だ。さらにこのパンツはフライパンでおなじみテフロン加工が施されていて多少の雨なら弾くし汚れもすぐに落ちるという優れもの。
正直言ってデザイン的に「さすが」という点もないし、特に女性ウケは悪いパンツだが、穿いてみてその良さがわかる逸品だと思える。

最後、足元部分はこれまた米軍ゴアテックス・ブーツだ。これについては上記の2つほどに書ける事はないけど、先週のブログでSNAKEPIPEが書いた九州旅行記の最後に福岡で買った思い出の品、自分用のおみやげだ。外側は全部本革で靴のライナー部分にゴアテックスが貼りつけてあるという無骨で重いブーツ。最近はゴアテックスとかの防水ブーツも随分細身でスタイリッシュになっていてBELLEVILLEやダナーのものなどは高級でカッコ良いんだが、これはそういう型になる前の旧型デザイン。
実は店で現物を試着する前にオンライン・ショップで写真は見ていた。その時は足首がキュッと締まらなくて全体的にもっさりした田舎くさいデザイン(インナー部分に厚みがあるために仕方ないデザインだけど)だと思ってたんだが、安価なものの割には質感もあり、予想したよりはずっとクッションも良くて履きやすい。完全な防水かどうかは試してないので機能性は不明だが、取りあえずの雨では全く問題ない程度に安心感があるし、コストパフォーマンスは高い逸品だと思う。
これしかないとの事で10.5インチの大足サイズだったが、履いた印象はそこまでブカブカじゃなかったので思い切って購入。1週間ほど毎日履いて慣らしたがドクター・マーチンやゲッタグリップを新品で買った時よりはずっと早く足に馴染んでくれた。雨の日が楽しみになる素晴らしい買い物だったと自己満足している。そのうちもっと高級なゴアテックスブーツが欲しくなってくるね。
しかし片足2キロはあろうかというほどの重量ブーツ、毎日履いた後でBATESのタクティカル・ブーツに履き替えたら、まるで裸足のように感じてしまうほど。こりゃ知らず知らずのうちに鉄ゲタ効果で筋力もついて一石二鳥かな。しかし体重も体脂肪もまるで減ってないのでややガッカリ。

さて、この3つを合わせてみたが、冷静に見ると何だか全てジャスト・サイズじゃないなあ。前にSNAKEPIPEもブログ記事で書いたがROCKHURRAHが買う服は必ず大きすぎか小さすぎというオチになってしまったよ。宝物、と呼べるほどの高級服はまるで持ってないけど数だけはやたら所有しているROCKHURRAHとSNAKEPIPEの二人。またこういう内容で持ち物を紹介する機会はあるだろうか?第3弾に乞うご期待!