ROBIN 10周年ワンマン解散ライブ参戦!

【ROBINラストライブの告知フライヤー】

SNAKEPIPE WROTE:

ついにこの日が来てしまった。
大好きなバンド、ROBINの解散ライブである。
5月5日、新宿ロフトで開催されたMOSH BOYZに参戦した友人T君に感想を聞いていた時、
「そういえばROBIN解散だってよ」
と教えてもらったのである。
慌ててROBINの公式ページをみたところ、上のフライヤーがアップロードされていた。
解散かあ…。うーん、残念!
確かに2年以上新作が出ていなかったし、ライブで盛り上がるのも聴き慣れた昔からの曲だったことは事実。
それにしても突然の解散の発表には驚いた。

解散ライブの日を考慮して、ROCKHURRAH家の引越し日程も調整した。
本当は6月最終週である6月25日が最良の日だったけれど、ライブの翌日に引越しをするのはどうか、と話し合いを重ねた結果、ライブの前週に決定。(大げさ)
前回のブログで書いたように「なんでこんなにあるの!って嫌になるくらいの物であふれ返っている状態」の引越しは困難を極め、なんと2tトラック3台が必要だったのである。
家財道具といえるような家具類はほとんどないのにね!
一体どうしてそれだけの荷物になったのか内容を確認すると、洋服、靴、本、CD・レコードがほとんど。
二人共趣味に関してはお金を使ってしまうので仕方ないんだろうね。(笑)
そしてどうにか無事に荷物の運搬が完了し、今はまた新居で荷ほどきの格闘中である。
レコードの梱包は解いていないので、通販業務再開に関してはもう少し時間がかかりそう。(ROCKHURRAH談)

まだダンボールが積み重なっていて、寝る場所も苦労している状態なのに6月24日になってしまった。
一緒に行く仲間達と軽く飲んでからライブへ向かうのが恒例となっているので、少し早目に出発しなくてはならない。
ところが、上述したようにまだほとんどの洋服はダンボールの中!
どこに何が入っているのか一つ一つ開けながら支度していたので、思ったよりも時間がかかってしまった。
着て行こうと思っていた服は見当たらず、解散ライブだからビシッと決めて行くはずが叶わなかったのが残念…。
どうにか少しはライブ用に見える服装になっていざ出発。
ふー、この段階でクタクタになってていいのかSNAKEPIPE?(笑)

約2年ぶりに再会した漫画家T氏と下北沢で待ち合わせ。
他の仲間を待ちながら先に飲み始める。
音楽や映画など多彩な話題を持つT氏は楽しい存在だね!
結局他の仲間は車だったため、渋滞にハマッたらしく飲み会には不参加。
現地集合になってしまった。
新代田駅周辺はROBINのライブのために集合した人たちでいっぱい。
そんな中に車で到着した仲間の姿を発見。
髪を30cmくらいまっすぐ立たせ、相変わらず気合充分。(笑)
良い味出してる仲間なんだよね。
さあ、いざライブ会場へ!

20時開演となっていたけれど、結局30分以上遅れてのスタート。
初めに「624」、それからいつものオープニングテーマがかかりROBIN登場!
最初から激しいパンチ合戦が始まり、中央付近にいたROCKHURRAHとSNAKEPIPEはやや後方へ退散。
パンチ合戦は若い人に任せて、我々は後ろから拝見しましょって寸法ね。(笑)
解散ライブと謳っているにもかかわらず、いつものライブと変わらない。
観客のほうが「これで最後だ」と覚悟しているようで、必死にパンチ合戦してるように見えた。
もしかしたらギター/ヴォーカルのHIROSHIは高倉健タイプとでも言ったらいいのか、気持ちを言葉にするのが苦手な人なのかもしれない。
公式ページに解散についてのコメントが載っていたけれど、そのことに関しても、それ以外のことについても何も語らなかった。
「最後だから楽しんで行ってくれよ」
「泣かれても困るし」
のような言葉はあったけどね。

ROBINを初めて観たのはいつだっただろう。
2枚目の「NEVER MIND」をライブ会場で物販にいたHIROSHI本人から直接購入したので、それより前ということになる。
それが2004年だったとしてもファン歴8年だね。(笑)
できるだけライブには足を運ぶようにしていたし、新譜が出れば必ず買う。
こんなに夢中になったバンドは最近なかったからねえ。
ROCKHURRAHとSNAKEPIPEにとってのライブとはイコールROBINのライブのことを意味していたくらいだから。
この先ここまで好きになるバンドが現れるかどうか…?

解散ライブは恐らくROBINのライブでお馴染みの全ての曲を演奏したと思う。
ライブでは聴いたことがなかったROCKATSのカヴァー「NEVER SO CLEVER」も聴けたのが嬉しかった。
あまり今までライブで演奏しなかった初期のネオロカっぽい曲も後半にたくさんやったので、ROCKHURRAHもノリノリになっていた。
ROCKHURRAHはネオロカ、パンク、サイコビリー、ガレージなどが上手くミックスされたROIBNの作曲センスを高く評価していて、ジャンルを超えたバランスの良さがROBINの持ち味だと考えていたらしいからね!

アンコールに応え「MAGGIE MAGGIE MAGGIE」で締めか、と思いきやもう1回登場。
観客の熱烈なリクエストにより、1回目のアンコールでやったはずの「MY WAY」をなんと2回も演奏。
こんなこと今までなかったよね。(笑)
ラスト近くには観客も関係者もみんなステージに上がったりして、どんちゃん騒ぎになっていた。
最後だからこれもアリなんだね。
やっぱりROBINのライブ、いいよね~!

ライブの終了時間23時。
2時間半、ほとんどMCなしの演奏だったからROBINのメンバーも燃焼し切ったかも。
お疲れ様でした。
そして今まで本当にありがとう、ROBIN!

がっちりBUYましょう!vol.3 引越し作業中発掘編

【家ごと引越すとはさすがアメリカ!こんなだったら楽でいいなあ。】

SNAKEPIPE WROTE:

先週ROCKHURRAHが「告知」として書いていたように、現在ROCKHURRAHとSNAKEPIPEは引越し作業に追われているところである。
なんでこんなにあるの!って嫌になるくらいの物であふれ返っている状態。
山積みダンボールに囲まれて、毎日のように大量のゴミを出している。
だったら買わなきゃいいのにね?(笑)
それでも好みの物があるとつい購買意欲が掻き立てられてしまう。
買ったら捨てること、なんて整理整頓の達人の言葉があったけど、なかなかうまくいかないのが人情だよね。
今日はそんな引越し作業中に出てきた「とっておきのお宝」についてご紹介しよう。
「なんでそんなのがお宝なの?」と言われてしまうかもしれないけど、本人にとって大事な物ということで許してね!

まずはSNAKEPIPEの自慢の逸品から。
このビデオテープはSNAKEPIPEが尊敬する映画監督、デヴィッド・リンチに手による歌姫ジュリー・クルーズのミュージックビデオである。
ジュリー・クルーズはツインピークスでもロードハウスで歌ってたね。
このビデオは「インダストリアル・シンフォニーNO.1」というタイトルからしてインダストリアル好きのSNAKEPIPEにはグッと来るんだよね。
NO.1だったから続きがあるのかと期待していたけれど、この1作品だけで終わっていた。(笑)
このビデオの発売が1991年とのことで、今からなんと20年前!!!
ぎゃー、また昔の思い出を語ってるわい。
ということで残念ながら内容については、ジュリー・クルーズが天使のような服装で上から吊り下がって歌ってたことくらいしか覚えていない。
また観たいと思ってもビデオデッキがないし。
ビデオはアメリカのamozonでは手に入るみたいで、中古なら400円程度とのこと。(とほほ)
いや、値段じゃなくてやっぱりファンなら例え観られなくても手放せない作品だよね。
DVDはどうやらイタリア版で手に入るみたいだけど、イタリア字幕じゃ余計に分からないよね。(笑)
日本版は出してくれないのかなあ?
SNAKEPIPEのお宝は1点だけなので、これから先はROCKHURRAHに語ってもらいましょ。

ROCKHURRAH WROTE:

というわけで続きを書くハメになってしまった。先週ネタがない&引越し作業で大忙しという状況で無理して書いたばかりなのに、トホホ。

ROCKHURRAHが引越し作業の中で見つけたのはあまり面白い話題ではないかも知れないけど、古本の類い。珍しいかどうかは退役古本屋のROCKHURRAHにはよくわからないが、自分にとっては有意義なもので充分お宝だと思える。では中から変なところで共通点がある三点をピックアップしてみよう。

怪傑蜃気楼+女戦士セアラ/谷弘児
大谷弘行、陰溝蝿児というペンネームでも知られる漫画家&イラストレーター。70年代〜80年代に月刊ガロ誌を中心に活躍していた。 劇画とアメリカン・コミックのダイナミックなペンタッチ、そして江戸川乱歩の通俗スリラー小説(具体的には明智小五郎シリー ズ)と50年代のB級SF、怪獣映画などの世界が全部一緒くたになった独特のナンセンス世界が素晴らしい傑作だと言える。復刻も出て るようだけど、これは桜井昌一(辰巳ヨシヒロの 兄)が出していた桜井文庫というところからのもの。水木しげる作品を主に出版していたマイナー出版社だが、いかにも昔の貸本といった風情の装丁が これまたノスタルジックだな。

新岩窟王/谷譲次
上の谷弘児と単純に名前が似ているというだけでなく、これまた複数のペンネームを使い分けていたという共通点を持つ器用な人気作家だ。長谷川海太郎という役者のような本名なんだが、牧逸馬の名前で犯罪小説、怪奇実話などを書いていて、林不忘の名前で大ヒット時代劇「丹下左膳」を産み出して、谷譲次名義では「めりけんじゃっぷ」という人気シリーズを持っていた。1920年代の売れっ子作家だったわけだ。「新岩窟王」はデュマの「岩窟王」を下敷きにしながらも、登場人物を日本人にしてよりわかりやすく現代的(あくまでこの当時の現代だが)にした翻案小説だ。何と70年以上昔の小説なんだが、スピーディで言い回しもうまく、今読んでもあまり古臭さは感じない。会話の軽妙さは何となく国枝史郎を思わせるな。この本が現在 珍しいかどうかは不明だが、教養文庫版の初版第1刷で比較的きれいな状態で出てきたのが嬉しい。ヒマが出来たら再読してみるか。

肌色の月/久生十蘭
「新岩窟王」は連載中に谷譲次が亡くなったため、別の作家が引き継いで完結したという作品だが、この「肌色の月」も久生十蘭の遺作であり、結末を(作家ではない)奥さんが代筆した事でファンにとっては有名な作品だ。久生十蘭と言えば昭和初期の大衆文壇きっての名文家であり ROCKHURRAHも大好きな作家(ちなみにフェイバリットは「海豹島」と「魔都」)なんだが、考えた文章を奥さんに清書させるという、いわゆる口述筆記による文体のリズムを重んじた人だ。だから本作は結末になるととたんに十蘭っぽい文章でなくなるとか、色々な評もあるんだが、それでも個人的には心に残る作品で地味だけど好きと言える。涙なくして読めない奥さんのあとがきも必見。これは中公文庫初版のもの。

以上、全然つながってないようで妙な共通項がある作品を偶然選んでしまった。
今回は引越し直前でてんやわんやの時。軽く書きなぐったようなぞんざいな文章で申し訳ない。

SNAKEPIPE WROTE:

ということで今回は二人の共著になってしまったよ。
本当はSNAKEPIPE一人で書く予定だったんだけど、お宝がほとんどなかったので仕方あるまい。(笑)
来週は引越し本番になってしまうためブログはお休み。
また最来週には新居からお届け出来る予定!
無事に引越し完了すればいいな。

SNAKEPIPE MUSEUM #10 Katherine Westerhout

【最近では珍しく一目惚れした写真。よだれダラダラ~!】

SNAKEPIPE WROTE:

自分の記憶を辿って印象に残っている「あの一枚」を紹介してきたSNAKEPIPE MUSEUMだけれど、今回はふと目にした写真をコレクションに加えたい。
観た瞬間に「欲しい!」と思い、「こんな場所に行かれてズルイ!」と歯ぎしりまでする始末。(笑)
それが上の、大好きなジャンルである廃墟写真。
この色合い、光の入り方、崩れ落ちている天井、すべてバッチグー!
自分だけ撮影するなんて悔しいとか、SNAKEPIPEもそこに行きたい、などという感情が伴う写真こそがまさしく琴線に触れた廃墟写真、ということになるんだよね。
さて、こんな素晴らしい一枚を撮影したのはどんなお方なんでしょ?

調べてみるとKatherine Westerhoutという女流写真家のよう。
初めてカメラを手にしたのは6歳か7歳というから早熟なお子様だったようで。
1975年サンフランシスコ州立大学で芸術の学位を取得。
1990年代後半から個展を開催しているらしい。
去年の個展情報も載ってたから、現在も活動中みたい。
キャサリンご本人の情報についてはこれくらいしか得られないんだよねー。
写真で拝見すると初老の女性のように見えるんだけど、おいくつなのかしら?
もしご年配の女性で、こんな写真を撮ってるのだとしたら益々憧れちゃう!
最近気付いたんだけど、SNAKEPIPEって自分より年上の素敵な女性が好きみたいなんだよね。
で、当然ながら自分が年を取ってくると、更にご年配の女性に目が行くみたい。(笑)
日本では残念ながら、目標にしたい年上の女性が少なくてねえ。
こういう外国人女性にめぐり合うと元気になるよね!
いいぞ!キャサリン!GO!GO!キャサリン!(笑)

キャサリンのHPには惜しげもなく、アメリカの廃墟写真がいっぱい載っている。
う~ん、どれも色合い、構図、崩れ具合文句なし!
SNAKEPIPEお気に入りの畠山直哉の雰囲気に似て、静謐で崩壊の美を感じさせてくれる写真群。
「解るっ!解るわよっ!」
と握りこぶし作って独り言を言いながら鑑賞するSNAKEPIPE。
ほとんどの写真が2000年代の物なんだけど、アメリカは広いから廃工場とか廃病院とかいっぱいあるんだろうなー!
羨ましい環境ですな!
まだまだ知らない好きなタイプの写真家がいることも分かって大満足。
写真集あったら絶対買おう!(笑)

SNAKEPIPE SHOWROOM 物件1 世界3大都市編

【SNAKEPIPEの理想はこんなガレージ風。倉庫にも住んでみたいな!】

SNAKEPIPE WROTE:

物件の間取り図を見るのが好きだ。
日本のマンションタイプは大体似たようなデザインが多いけれど、ちょっと変わった造りに出会うと興味津々。
そこに住むことを想像しワクワクしてしまうのだ。
先日たまたまネットで見た物件に、目が釘付けになってしまった!
まさに理想的な造りだったのである。
いいなあ、この物件!とまた空想の世界で遊んだSNAKEPIPE。(笑)
ところが、いざ引越しとなると腰が重くなってしまうのも事実。

引越し作業自体も大変な労力と時間がかかるけれど、その前に最も苦痛を感じるのが不動産屋なのである。
個人情報満載の書類に記入し、家族や親類に関する情報まで提示、更に審査を受けなければならない。
契約する前段階で、会ったばかりの見ず知らずの他人に向かって全てをさらけ出す必要があるとは!
この時点で疲れちゃうんだよね。
しかも審査に通らなければこの苦労も水の泡。
年収が1000万以上で誰もが知ってる企業勤務、親兄弟親類縁者全て国家公務員です、なんて人だったら苦痛を感じることもないのかな?(笑)

今回書きたいのはそんな現実的な話じゃなくて、見ていて楽しい物件のお話。
日本の物件はフローリングか畳か、狭いか広いか、駅から近いか遠いか程度の、あまり特徴がない物件が多いので、海外の賃貸事情はどうなのか調べてみた。
世界の大都市といえばやっぱりロンドン、パリ、ニューヨークになるかな。
2LDKとか3DKというような呼び方って日本独自みたいだね。
外国だとベッドルームとバスルームがいくつある、という表し方が一般的なよう。
間取り図を掲載したり、細かい条件を設定して検索するようなシステムは海外にはあまり見られなかった。
間取り図あったほうが解り易いのになあ、と思うのはやっぱりSNAKEPIPEが日本人だからか?(笑)
では、世界の素敵な物件をご紹介してみよう。


まずはロンドンから。
リバプール・ストリート駅からわずか160mに位置する賃貸物件。
2階建で寝室とバスルームが2つある。
1階は広~いリビング!(写真①)
リビング壁面はクローゼットも配置されている。
ガランとした空間だからどんな配置も自由自在。
窓も多いので日当たり良好!
天井部分からの陽射しも期待できる造りになってるね。
カウンター式キッチンもすごく使い勝手が良さそう。

階段上がって2階へ。(写真②)
階段横の壁に絵や写真飾りたいなあ。
外国映画でよく見かけるけど、憧れなんだよね!(笑)
清潔なバスルーム。(写真③)
まるでホテルみたいな洗面台だよね。
う~ん、素晴らしい!
外観はこんな感じ。(写真④)

こちらで130㎡、賃貸料金およそ185,000円。
ロンドン中心部でこの広さだとしたら割とお手頃なのかな?
寝室が2つあるなら2家族同居も可能かも。
広いリビング、最高だよね!
こんなフラットにふらっと帰れたらいいよねえ。(ぷっ)
ロンドンで部屋を借りる時にもやっぱり契約手数料と敷金として家賃の1ヶ月分相当のお金は支払うみたい。
この物件は家具が付いてないみたいだから、自分で用意しないとね!
家具付き物件も検討してみよう。


次はパリの物件。
アパルトマンのテラスからエッフェル塔が見えるなんてワンダフル!(写真①)
部屋はエレベーター付の8階。
階段じゃキツいもんね。(笑)
ポン・デ・ラルマ駅に歩いて行かれる距離にあり、広さは30㎡。
少しこじんまりしてるけど、雰囲気いいよね!
140cm幅のダブルベッドやソファー、テレビなどの家具付き。(写真②)
ポイントカラーが赤になっていて、とてもオシャレだよね。
キッチンには電子レンジ、トースター、コーヒーメーカー、食器洗い機まで揃っているので、すぐにでもパリ生活を送ることが可能ね!(写真③)

この物件は5日間から滞在が可能みたいだから、パリに1週間なんて時には良いかも。
時期によって賃貸料が違うみたいだけど、例えば2011年5月現在で1ヶ月滞在する場合にはおよそ410,000円!
5日間で115,000円。
5、6月はクリスマス時期に次いで人気のある季節みたいで、お値段が少し高く設定されてるね。
それにしてもテラスからのこの眺めは格別だよね。
カフェオレ片手にのんびりしてみたいね!

パリの賃貸事情を調べてみると、日本よりもっと大変な様子。
揃える書類も多く、保証人立てるのは当たり前。
収入が家賃の4倍ないと貸してくれないこともある、など書いてある。
築100年以上の建物も珍しくないので、水回りのトラブルも多いとのこと。
パリジェンヌを気取るのも、苦労しないといけないんだねえ。(笑)


最後はニューヨークの物件。
チェルシー地区にある新しいアパートで寝室とバスルームは1つだけ。
広さは62㎡からいくつかのタイプがあるみたい。
全ての部屋の窓が大きいのが特徴で、広々としたリビングは開放感抜群!(写真①)
ベッドルームも向いのビルから完全に見えちゃうほどの窓の大きさ!(笑)(写真②)
ニューヨークの人はカーテン付けないのかな?
カウンター式のキッチンも広くて素敵!(写真③)
こんなキッチンじゃ納豆ご飯なんか食べちゃいけないかも。(笑)
この物件は施設が充実していて、スポーツクラブ、スパやプールにヨガスタジオまで完備されてる。
こんな雰囲気の良いテラスもあるとは至れり尽くせり。(写真④)

ペン駅にも近く、交通の便もばっちり!
24時間ドアマンもいるのでセキュリティも安心ね。
そして気になる賃料は約280,000円。
ただし手数料無料で一ヶ月は家賃サービスと書いてあるよ。
すごい太っ腹!(笑)
こんなラグジュアリーな物件でニューヨーク生活が送れたら最高だろうね!

ニューヨークの住宅事情は、仲介手数料として家賃1.8ヶ月分と保証金が家賃1~2か月分必要みたい。
上で紹介した物件に余裕で入れるのは余程のヤンエグ(死語?)だけだろうね。
契約は1年で途中解約はできないとのこと。
そしてニューヨークは慢性的な物件不足で、空きがでると半日から1日で埋まってしまうなんて記事もあったよ。
競争して物件探しとは凄まじいね。(笑)

「部屋空いてる?」
「一番奥の部屋」
と大家が親指で2階を示しながら返事をすると、いくらかの金を払って鍵を受け取るようなシーン、映画で観たことない?(笑)
海外ではお金があれば、簡単に部屋を貸してくれるものだとばかり思ってたのに。
どこの国でも賃貸契約は難しいんだねえ。
面倒な手続きやら資金繰りが必要なのは日本だけじゃないと知って、ちょっとびっくり。
観ていた映画は一体なんだったんだろう?(笑)

SNAKEPIPEの最も理想に近いのはガレージや倉庫みたいなガラーンとした、だだっ広い空間が広がるだけの家。
屋根と囲いがあるだけでいいんだよね。(笑)
キッチンと風呂・トイレは必要だけど、あとは何もなくて土足のままでオッケーだったら最高!
一番上の写真はまさに理想的な部屋なんだけど、これはテキサス州の物件みたいね。
「興味があったら訪ねてこいよ!ステーキご馳走するぜ!」
なんて書いてあるよ。
テキサスに引っ越すか?(笑)