地(じ)デジじゃないよ、地(ち)デジだよ!

【こんなゴーストはもう出ない!(笑)毎朝観てます大塚さん!】

SNAKEPIPE WROTE:

その電話がかかってきたのは、今から一ヶ月ほど前のことだ。
TVアンテナを地デジ専用に換えるので工事します、とのこと。
えー!地上デジタルなんてまだまだ先の話、その時になったら考えればイイと呑気に構えていたのに!
しかも工事の後はアナログ放送は観られなくなる、なんてひどい!
有無を言わさず強行とは。
そんなにテレビは観ないのにとぶーぶー言いながらも、全く観られなくなるのは困る。
なんとかして地デジ対応の環境を設定する必要に迫られてしまったのである。
現段階で可能と思われる方法は3つ。

1.チューナーを買う
2.パソコンで観られるようにする
3.地デジチューナー内蔵テレビを買う

軽く思いつくのはこの3つで、優先順位も番号通り。
チューナーはHDDレコーダが付いているか否かで値段が3倍くらい違ってくる。
最も安価なのはパソコン用のチューナーだけど、パソコンでテレビを観るようになると、茶の間にでんと鎮座しているテレビの立場はどうなる?
内蔵テレビを購入する場合も同じで、しかも最も高価である。
今現在ある機器をうまく使ってなおかつ地デジ対応にする、というと方法1を選択するのが賢明のようだ。
ただし、接続がどうなるのかはROCKHURRAHの腕次第。(笑)

工事の3日前にはチューナー到着。
びっくりするほど軽くて小さい。
こんな機械で大丈夫なんだろうか、と少し不安になるほどである。
かつてWOWWOWに加入していた話は前に書いたことがあるけれど、あの時のチューナーはビデオデッキくらいの大きさだったはず。
時代が変わったのね。(笑)

屋外アンテナ工事は終了しているため、ROCKHURRAHが試しに地デジチューナーをかませて配線してくれた。
うわ!ちゃんとキレイに映ってる!(笑)
地デジは16:9の比率なので、映画でいうところのシネマスクリーン状態、いわゆる横長になってしまう。
買った時には大きいと喜んでいた29型テレビも上下が切れた映像になると、急に画面が小さくなったように感じる。
それでも色鮮やか、くっきりはっきりしたテレビ映像は素晴らしい!
フォトショップ的に表現するなら「コントラスト強」に加えて「シャープネス強」のような感じ。(笑)
今まで観られなかったようなチャンネルまで受信できることが判り、ちょっと楽しみが増えたかな。

ただし、デメリットとしては今まで使っていたHDDレコーダの録画予約が全て手動でしかできなくなってしまったこと。
これは大昔のビデオ予約と同じで、月日と時間を自分で入力しないと録画ができない、Gコード予約ができる前みたいな状態だ。
うーん、ものすごいアナログ!(笑)
ま、それほど予約したい番組が多いわけではないので、使えるだけ良かったということにしておこうか。

配線設定のついでに気になっていたSONY製のHDDレコーダ(ゲーム機が一緒になっているアレ)を掃除したい、とROCKHURRAHが言う。
ずいぶん前から録画した映像の書き込みはできなくなっているし、DVDも読み込まなくなっていた。
一応HDDに録画だけはできる。
ゲーム機としても機能しているが読み込みが非常に悪くなってきていて、ついに全く認識しなくなっていたのである。
とっくに保障期間なんて過ぎてるし、高い修理代払ってまで使い続けたい機械でもない。
ええい、ダメ元!と「剥がすな」ラベルを剥がし分解して、自らクリーニングをやってしまったROCKHURRAH。(笑)
結果は、なんと大成功!
今まで読み込みできなかったDVDも、ゲームソフトもあっさり認識。
ストレスフリーになれて良かったね、ROCKHURRAH!(笑)
まだ書き込みテストはしてないけれど、一応成功ってことで。
工事も接続もクリーニングもすべてが無事に終了してホッ!
めでたし、めでたし!

それにしても一番初めに電話をかけてきたマンションの管理人さん、
「地(じ)デジ専用にアンテナ換えますから」
って言ってた。
「じでじ」って何???
地(ち)デジの間違いでは?
地(じ)デジじゃ地面波みたいじゃんね?(笑)
皆様も言い間違い(読み間違い)にご注意を!

初夢吉兆占い(古い)

【真ん中に入って写真が撮りたいのは?やっぱりレツゴー3匹だよね!】

SNAKEPIPE WROTE:

今年の初夢はROBINのHIROSHIとYASUの間に自分の写真を入れてTシャツが作れるお店を発見する夢だった。
「そんな企画があったら嬉しいよね!」
と興奮して語るSNAKEPIPEに冷たい視線を送るROCKHURRAH。
えっ、うそ?欲しくない?
メンバーになったみたいでファンだったら欲しい逸品じゃない?
それにしても去年はキャプテン・センシブルが猫写真集を出した初夢
猫がウェディングドレス着てる写真が載ってたんだよね。
今年はROBINで、共通項としてはミュージシャンと洋服と写真か。(笑)

軽く「初夢」と書いてはみたけれど、実際のところ初夢の定義を知らないことに気付く。
調べてみると「大晦日から元日」「元日から2日」「2日から3日」の3つの説があるようだ。
元日から2日の夜、2日から3日の夜に見る夢とされることが多いとのこと。
厳密に「この日」と限定されているわけではないようなので、大晦日から3日までに見て覚えている夢、という程度でいいのかしらん?(笑)

そして初夢診断なるサイトを発見したので、キーワードを入れてみると
「洋服に関する夢は社会的な立場を表している」
とのこと。
オリジナルTシャツの社会的立場ってどんなだろ?
もっと調べてみると
「飾らずありのままの自分でいたいという気持を示す」
「周囲からどう見られているのか気になって、自分を客観的に見ようとしている」
というのも出てきた。
うーん、よく分からん。(笑)

好きなバンドが出て、オリジナルグッズが作れてワクワクしている状態の夢だったんだから、これは「吉」ということにしておこうか。
実際に初詣で引いたおみくじも「吉」。
今年もきっと良い一年になることでしょう。(笑)

定期購読して頂いている方も、初めての方も、どうぞ今年もよろしくお願い致します!

缶タベリー物語

【手作りバッジの数々】

ROCKHURRAH WROTE:

このブログに毎回登場しているROCKHURRAHとSNAKEPIPEは数多くの趣味や嗜好が一致しているわけだが、そんな二人の最も共通している点は出来るものなら何でも自作してしまうというところに尽きる。
どうしても出来ない苦手な部分まである程度共通しているから、二人揃って出来ない事に出くわすと行き詰まってしまうのが弱点なんだけど。

そんな二人だから「自分だけのオリジナル○○が出来ます」というようなアイテムには非常に弱くて、飽きるのはわかっていてもついつい手に入れたくなってしまう。今回書こうとしているものもそういう類いのもの。

大上段な前フリの割には大した代物ではない(しかもROCKHURRAHが紹介するまでもなく一世を風靡した有名なもの)んだが、それはパンク好きならたぶん誰でも好きな缶バッジを自作出来てしまうマシーンだ。名前を聞いて驚くなよ「New!CanバッチGood Super!(ニュー缶バッチグー・スーパー)」なるすごいヤツ。天下のバンダイが発明した革命的家内制手工業グッズだ。大変にファンシーな箱と外観で21世紀に出来た商品とは思えない80年代的ネーミングもすごいが、これがなかなか本格的に缶バッジを作れてしまう優れもの。ROCKHURRAH的にはこういうのも業務用を手に入れました、とかだったらもっと良かったんだろうけど、実は缶バッジを作るマシーンはかなり高額で手が出ない。仕方なく安価な上記のもので我慢しているわけだ。

知ってる人はとっくの昔に知ってるだろうが、初代「缶バッチグー」からちょっとずつ進化してこれが3代目くらいになるのか?現在はあまりにも子供っぽい名前とデザインを自粛して同社から大人向けの「カンバッチメーカー」なるものも登場している。なぜかバッジじゃなくてバッチという名称でずっと通してるな。
それぞれ特徴と得手不得手があるようでなかなか奥が深い世界なんだが、我々がいい歳こいて所持している「New!CanバッチGood Super!」が最も出来る事が多い機種なのだ。NewもSuperも2つのビックリマークもダテじゃないって事だな。

一番新しいカンバッチメーカーが直径3センチの缶バッジしか作れないのに対してこちらはアダプターをつける事によって4センチ、さらに2.5センチ(別売り)というサイズの缶バッジを作る事が出来る。つまり大中小のバッジが作れるというわけだ。
パンクの人々がライダース・ジャケットのエリなどに付けてる缶バッジのサイズは1インチ、つまり2.5センチのサイズが多いからROCKHURRAHの選択肢は当然とも言える。

さて、このセット自体はおもちゃ屋とかで比較的簡単に手に入るんだが、最初に入ってるパーツだけじゃ失敗が多い人には心もとないので、別売りでバッジの素材を買う必要がある。これがなかなか売ってなかったりするので要注意。特に2.5センチは置いてないところも多いようだ。

セットを手に入れて最初にする事はサイズに合わせた下絵なり印刷なり、缶バッジの図柄がない事には始まらない。パソコンのイラストレーターとかフォトショップとか持ってない人は色々と知恵やとんち、フリーのソフトを使ってそれぞれのサイズに収まる図柄、余白など作らないといけない。手描きの人は円形切り抜き用の定規のようなものが付いてるから大丈夫。

ここまで出来ればもう出来たも同然、本体に正しくセットして正しい工程で回して回して、あっという間に缶バッジは出来てしまう。
缶バッジの元となる金属パーツ、作った図柄の切り抜き、コーティング用の透明シートを重ねてネジのように回して圧着させるという作業だ。
最初の力加減が結構難しいが「壊れたかな?」と思うくらいの「ベキッ!」という音が正しいらしい(笑)。非常に壊れやすいプラスティックのパーツで出来てるからかなり怖いけど、ROCKHURRAHは最初の一回だけ控え目にやりすぎて失敗した。これは俗に言う「ためらい傷」みたいなもんか?違う?その後は全部成功した。
上の写真見てもわかるように完成したバッジは市販品と比べても遜色ない出来だと思える。実は裏側がいわゆる市販の缶バッジみたいに「の」の字型じゃなくて普通の安全ピンというところだけが少し気に入らないんだけど、工夫すれば何とかなりそうかな。

例えばプリントゴッコとかTシャツくんとかシルクスクリーン物でTシャツ作ったら、たった一枚のTシャツ作るのでも製版するのに結構なコストがかかってしまう。元を取るために一人で同じデザインのTシャツ10枚作っても面白くないだろう。ところがこのキットで作る缶バッジは一個ずつ全部違うデザインが作れるから無駄がなくて気に入っている。

現在活動中のバンドとかはライブ会場でバッジくらいは手に入るかも知れないがすでに存在しないバンドとか大変に稀有でマイナーなバンド、そういうものを追い求めてるような人は個人で楽しむ範疇なら自作もアリだと思う。
ちょちょいとデザインするのが面倒だったからROCKHURRAHは取り合えずこんなの作ってみたが、そういう用途だけじゃなくて自分でデザインしたものを身につけたい人や何か強烈に伝えたいメッセージのある人は世界にひとつしかないオリジナル・バッジを作るというのが本質だろう。よそにないようなものを作りたい人は是非チャレンジしてみて欲しい。

そういう大威張り出来る精神と大義名分を持っていても、これを大人が実際の店舗で買って家に持って帰るのは結構恥ずかしいかも知れないな。通販でこういう商品が売れるのもわかる気がする。
ROCKHURRAH RECORDSも外で買うのが恥ずかしいようなレコードをもっと扱えば躍進するかも知れないね。今年の目標にします。

2009年元旦

【2009年用年賀状】

ROCKHURRAH WROTE:

明けましておめでとうございます。

毎週日曜日に更新というROCKHURRAH RECORDSブログだけど、元旦だけは年賀状をアップさせるというのが恒例となっている。今年作成したのが上のもので、SFっぽいデザインがなかなかカッコ良いと思ってる。

前回のブログで書いたように年末はROBINの下北シェルターで2008年のライブ納め、その後は昨日まで大掃除。二人とも頑張ったのでキレイになった部屋で気持ちよく正月が迎えられた。ついでに我がMacもメモリー4GB(前の4倍!)に増設、随分安くなっているから試しに総取り換えしてみたんだが少しは快適になったかな。
遅い商品登録もこれを機に4倍になるかな。そういう問題じゃないか?

そういうわけで今年も新たな気持ちで色々な事に挑戦してROCKHURRAH RECORDSを運営してゆくつもりなんで、今後ともよろしくお願いします。