4冊でもご本

【SNAKEPIPE今週購入の本】

SNAKEPIPE WROTE:

知り合いの方の写真展を観に新宿へ。
この方、毎年一回は写真展を開催されていて、なんと来年の2月の予定まで決まっているとか。
これはびっくり!
ものすごく精力的だなあ。
見習わないと。(って前も書いた気がする)

かつて新宿は「職場」であり「遊び場」であり、一番馴染みのある土地として認識していたSNAKEPIPEであるが、それも前の話になってしまった。
今では用事がある時に出かける繁華街のひとつである。

そう。
用事があると言えば、、、
1:ライブ
2:CD屋さんに行く
3:電気量販店に行く
4:服飾関係の材料調達
5:本屋に行く
なんて感じ。

以前なら「踊り行く」とか「洋服を買いに行く」なんて理由がトップだったのに。
最近の「物欲のなさ」は街への興味に影響を与えているようだ。

で、今回の新宿での買い物は上の写真にある本4冊。
いつの間にかジュンク堂なる「でっかい本屋」が東口にできていて、楽しめた。
紀伊国屋の階段の昇り降りが苦手だったSNAKEPIPEには朗報!
ただし、写真集コーナーはいまいちだった。
アート関係は違う本屋のほうが良さそう。

読みたかった本が手に入って大満足のSNAKEPIPE。
明日からが楽しみだ。

かもめはかもめ、リンチはリンチ

【SNAKEPIPEの映画NO.1:ブルーベルベット】

SNAKEPIPE WROTE:

7月、デヴィッド・リンチ監督の新作映画が公開される。(リンチ監督の公式ページは有料のため違うリンク先にしました)
これは前作の「マルホランド・ドライブ」から5年ぶり、ファン待望の、本当に待ちに待った映画である。

SNAKEPIPEが一番心酔している映画監督がリンチ監督。
日本初公開の処女作を今は無き表参道の「東高美術館」まで観に行き、監督本人も見ている。(抽選で当てた!)
当然ながら映画のすべてを観ているし、サントラも購入。
ツインピークス」観るためにWOWWOWにも加入した。
リンチ、と名の付くものには必ず目を通し、新聞に
「リンチ殺人事件」
などと見出しを見つけると目が皿になるほどである。(ばかな)
海外ではリンチ・フリークのことを「リンチアン」と呼ぶらしいけれど、まるでそれじゃ
「暮らし安心クラシアン
みたいじゃんね!(笑)
ま、それくらい大ファン、ということである。(意味不明)

新作「インランド・エンパイア」は「マルホランド・ドライブ」と対になる映画、と紹介されている。
前作の記憶が薄れているSNAKEPIPEは予習になるのか復習になるのか分からないけれど、今一度「マルホ〜」を見直すべきだろうか。

5年前、「人情モノ」と持てはやされた「ストレイト・ストーリー」の次の映画は「元に戻ったリンチ」との情報を受けて、ウキウキしながら映画館に向かったSNAKEPIPE。
観終わった後、首をかしげるしかなかった。
さっぱり意味が解らない、理解不能であったから。
ここでリンチの言葉を思い出す。

「謎は謎のままでいい」

今回の映画もその雰囲気らしい。(笑)
やっぱり「謎」なんだな。
リンチは実際に瞑想をしているし、夢と現実の境がないような映像が得意なので、支離滅裂で筋が通ってないストーリーでも何の問題もなく提示してくる。
リンチの夢想の世界をすべて理解なんてできないのは当然だろう。

「インランド・エンパイア」の公式ページに、「リンチ評論家」として名高い(?)滝本誠氏が評論を書いている。
これを読み、更に予告編を観る限りでは今までのリンチ作品と変わらず、「リンチの世界」が繰り広げられるだろうことは予想できる。
そしてキャストも今までのリンチ作品に登場してきた「お馴染みさん」達が多数出演してる模様。
男はつらいよ」や「サザエさん」状態になってないかな、と少し不安。(笑)

ブルーベルベット」から始まった「ダークレッドのカーテン」シリーズ。
美と醜、夢と現実、明と暗などの二律相反が複雑に交差して編み上がる多様な世界観はいつまで続くのだろう。

7月が楽しみだ。

「4番煎じ」もおいしい?

【ドクロ柄の蝶を配したクラリスとハンニバル】

SNAKEPIPE WROTE:

たった15秒のテレビCMに聴き覚えのある音楽を耳にして、
「おや?」
と思う。
ROCKHURRAHに確認してもらったところ間違いない。
ネピア・ドレミという紙おむつのCMにSHAM69の" If the kids are united "が使用されていた!
何度か繰り返して聴いてみたけれど、恐らくSHAM69のオリジナルだろう、と思われる。(皆様も聴いてみて下さいませ)
いやー、まさかSHAMが紙おむつのBGMにされるとはびっくり!
以前にもCLASHの "I fought the law " や遠藤ミチロウの "仰げば尊し " がCMに使用されていることがあり、驚いていたけれど。
なんでもあり、なのね。(笑)

4月21日から公開されている「ハンニバル・ライジング」。
実は「羊たちの沈黙」を「好きな映画ベスト10」に必ず入れるほど大ファンのSNAKEPIPE。
初めてハンニバル・レクターが登場した「レッドドラゴン」も読み、「ハンニバル」は原作も読み映画館にも足を運んだ。
トマス・ハリスの5作品しかないうちの4作品を読んでるって寸法。
前作の「ハンニバル」で一応の終焉を迎えたかと思った「レクターシリーズ」だったが、今回の「ハンニバル・ライジング」はレクター博士の少年時代と来た!
「どうしてレクターのような怪物ができたか」なんて言われると気になるじゃん。
これってトマス・ハリスの商業戦法にすっかり乗っかっちゃったってこと?(笑)
そうは思いながらもついつい買っちゃうんだな。
実はまだ上巻しか読んでいないSNAKEPIPEなので、一応映画のリンクも貼ったけど内容を見ないことにしている。
配役で顔が分からないほうが原作読むのに都合がいいからね!
映画もいつの日か観たいな。

HAPPY BIRTHDAY SNAKEPIPE!

【誕生日と言えばやっぱりこれ!ALTERED IMAGES、麗しのクレア嬢】

SNAKEPIPE WROTE:

本日3月4日はSNAKEPIPEの誕生日である。
いくつになっても誕生日は特別な日、という感じで嬉しいものだ。
豪華なパーティなどしなくても、心から
「おめでとう」
を言われたらそれだけで十分である。

一年365日、誕生日はそのうちの一日なので、全く同じ誕生日の人に出会う、という確率はとても低い。
実際に同じ誕生日の人に出会ったことは過去に2回。
なんとはなしに「同じ星のもとに生まれた人」ということで、親近感を持ってしまう。
芸能人・著名人部門の中で同じ生まれを知った瞬間に喜びを感じたのは、藤原新也氏である。
記憶が正しければ、氏の著書「丸亀日記」の中で誕生日を書いていたはずである。(HPのプロフィールにもちゃんと書いてあった)

藤原新也氏は肩書きとしては「写真家」であるが、著作も大変に有名で、今までいくつもの賞を受賞している。
実はSNAKEPIPEは写真家としてよりも、「発言者」としての藤原氏のほうに興味を持っている。
思想家、とは違うけれど「いわゆる日本人」の観点ではない「筋の通し方」を持ち、孤独を恐れない精神的な強さを持ってる人で尊敬している。
世の中の日本人がみんな氏のようなら、日本って国も今とは様子が全く違うだろうになあ、と思ったり。(笑)
特異な存在の氏からは目が離せないSNAKEPIPEである。
新作「黄泉の犬」は未読なので、手に入れないと!

誕生日には関係ない話であるが、古着屋で「迷彩のつなぎ」を手に入れた。
な、なんと、驚きの390円!(こればっかりだ!)
一枚はROCKHURRAH用、もう一枚はSNAKEPIPE用と購入したのであるが、実際に着てみたところ、2枚ともSNAKEPIPEサイズ。
どんどん「本気でアーミー」の人になってきている。
いやはや、この年齢である意味コスプレって楽しいね!
まだまだこれからですよ、はい。(笑)