SNAKEPIPE MUSEUM #82 Brian Clarke

20260531 12.
【大回顧展The Art of Lightの展示風景】

SNAKEPIPE WROTE:

今回はイギリス人アーティスト、ブライアン・クラークを特集してみよう。
検索していたら、とても美しいステンドグラスが目に入り、興味を持ったよ。
まずは経歴を調べてみようか。

1953 イギリス・ランカシャー州オールダムに生まれる
1965 奨学金を得てオールダム美術工芸学校に入学
1970 ノース・デヴォン芸術デザイン大学で建築ステンドグラスを学ぶ
1975 ロングリッジの聖ローレンス教会の窓を制作
1979 BBCドキュメンタリー『Brian Clarke: The Story So Far』放映
1987 東京・西武美術館で個展「Brian Clarke: Stained Glass」を開催
1988 磯崎新と相模湖カントリークラブで協働
1998 フランシス・ベーコン遺産管理人に就任
2007 建築財団会長に就任
2016 ザハ・ハディッド財団会長に就任
2018 ノリッジで大規模回顧展「Brian Clarke: The Art of Light」を開催
2024 芸術への功績によりナイト爵位を授与される
2025 71歳で逝去

80年代に日本で個展を開いていたり、相模湖カントリークラブというゴルフ場のクラブハウスにステンドグラスを制作していたりと日本に縁がある人物なんだね。
フランシス・ベーコンの遺産管理や建築家ザハ・ハディッド財団の会長に就任するとは、アーティスト同士のつながりがあったことが分かる。
そして昨年亡くなっているとは、とても残念だよ。
載せた画像は70年代に撮影されたブライアン・クラーク本人!
イギリスの70年代後半はパンク全盛期だもんね。

パンクのエネルギーに触発されて制作された「Dangerous Visions 1 」は、裂いたキャンパスから血が流れている作品なんだよね。
血に見立ててワニスや木材防虫剤、そして膠液を混ぜたものを使用しているらしい。
そしてその傷を修復するためにテープを貼ったり、安全ピンを使っているところがパンクっぽいよね!
キャンバスを切り裂いた最初の人物はイタリアの芸術家ルチオ・フォンタナだけれど、それを再び「つぎはぎで修復した最初の人物は自分だ」とブライアン・クラークは主張しているんだとか。
パンク要素を含んだ少し暴力的な作品はとても好みだよ!
左側の黄色いラインは何を意味しているんだろうね。
「Dangerous Visions」は連作になっていて、他の作品にも黄色いラインが共通して描かれているよ。
パンクに関係するんだろうね。

1970年代から一気に30年ほど飛んで、2013年の作品「Lancashire Cotton Mills(ランカシャーの綿工場)」に強く惹かれる。
これはブライアン・クラークが幼少期を過ごしたオールダムの綿工場をモチーフにしているんだとか。
少年時代に目にした、アイデンティティの形成に深く関わった原風景なんだね。
この作品群は「まるでデヴィッド・リンチ」のようで、SNAKEPIPEは嬉しくなったよ!(笑)
黒バックに白と赤だけというシンプルな色合いが素敵。
短くて白い線がパラパラと降り注いでいるようなところもリンチみたい。
このシリーズを並べて飾りたくなるね!

2003年に制作された「Francis Bacon Trial(フランシス・ベーコン裁判)」は3つの作品で構成された連作だという。
載せたのは「Untitled Triptych(無題の三連画)」で、ベーコンのトリプティク(三幅対)に倣った構図だね。
ベーコンの顔写真が掲載された新聞記事をバックに、髑髏が描かれている。
年表にあるように「ベーコンの遺産管理人」になったクラークが、遺産管理や作品の真正性、財産処理などをめぐって発生した裁判を題材にした作品なんだとか。
クラークはベーコンともベーコンの遺産相続人であるジョン・エドワーズとも深い関わりがあったという。
エドワーズの依頼によって、裁判所から任命された唯一の遺産執行人だったというクラークは、裁判でほとほと疲れ果てたらしい。
ダークな作風によって表現されているよね。

1990年に制作された「The “C” Collages」は、コラージュ作品なんだね。
作品群にはグリッド(格子)が採用されているのが特徴で、そこに新聞の切り抜きや破られた紙片などが貼り付けられている。
グリッドに対するクラークの考えは「混乱やカオスをもたらすために必要な秩序」という位置づけらしい。
正義があるから悪も生まれるみたいなものか?(笑)
そうした意味を追求したり理解しなくても、観た瞬間に好きになる作品だよ。
16連作のシリーズなので、並べて展示されていたら圧巻だろうね!

クラークは彫刻も手掛けているんだね。
「Portia’s Dream(ポーシャの夢)」は、2012年のブロンズ彫刻だって。
正十字の下に根っこみたいなヒゲがあって、今にも動き出しそうな感じだよ。
ユーモラスにも見えるけど、タイトルの「ポーシャ」は戯曲「ジュリアス・シーザー」においてシーザーを暗殺したブルータスの妻の名前だという。
シェイクスピアの作品とされる「ジュリアス・シーザー」なので、イギリス人にとっては馴染み深いものなんだろうね?
このブロンズ彫刻を観て、シェイクスピア愛読者には何か納得する解釈があるのかもしれない。

2011年オランダ・ハーグで開催された展覧会用に制作した絵画シリーズ「Astragals(アストラガルズ)」も色や構図が素敵だね!
暗い背景に白い線で同一モチーフを連続して描いて、キャンバス全体を横断する構成になっているんだって。
ポルシェや戦闘機が描かれている作品もあるんだよね。
載せた作品「Heidegger’s Forest(ハイデガーの森)」は油彩画で、2m四方の大きな作品なんだね。
ドイツの哲学者ハイデガーの名前が付いているので、恐らく何かしら思索や探求を意味しているんだろうね。
他にもオーストリアの哲学者ウィトゲンシュタインの名前がある作品も同シリーズにあったよ。
抑えた色使いだけれど、大胆に筆を動かしているように見える作品群。
現物を観てみたいね!

最後にステンドグラスの作品ね!
「World Without End(終わりなき世界)」は、海に漂うクラゲをモチーフにした2017年の作品。
屏風のように折りたたむことができるという。
ステンドグラスを支え接合するために伝統的に用いられてきた鉛のケーム(鉛桟)を排除する革新的な技法によって制作されているため、ガラスそのものが水のように漂う効果があるんだって。
海の中を覗いているような気分になりそうだね!

パンク精神に共感したことがあるアーティストなので、作品にも共鳴してしまうよ。
とても好みで知ることができて良かった!
亡くなってしまった昨年も精力的に活動していたようなので、訃報が残念でならない。
日本でも大回顧展開催して欲しいよ!

収集狂時代 第28巻 高額ボトル編


【ボトルで連想するのはポリスのこの曲だね】

SNAKEPIPE WROTE:

ROCKHURRAHと見知らぬ場所を歩いていると、2階に通じる細い階段を見つけた。
階段を上ると、目に入ったのはたくさんのガラス瓶。
形も大きさも様々なガラス瓶は、どうやらアンティーク物みたい。
「こんなお店があるんだね」
とROCKHURRAHに話かけているところで目が覚めたよ。(笑)
これはSNAKEPIPEが見た夢の話なんだけど、面白そうな店だったので商品をもっと見たかったな。
夢の続きを見るように、素敵なガラス瓶を探してみようか!

お店に並んでいたら目立つだろうね。
これはモーリシャス原産のラムで、絶滅してしまったドードー鳥をモデルにしたボトル・デザインにしているんだって。
フレンチオーク樽の中で、フレッシュバナナ、バニラ、赤い果実を漬け込みながら熟成させたラムで、スパイスやバニラの香りが広がるらしい。
特別感があるので、贈答品としても喜ばれそうだよね。
ラムの味も気になるし、オブジェにもなる逸品だよ!
お値段は日本円22,000円ほどなので、SNAKEPIPEでも購入可能だね。
それにしても赤い果実ってなんだろうね?(笑)

パンクの人はピラミッド・スタッズには目がないのよ。
ボトルの下半分近くがスタッズになっているなんて、持ちやすさとカッコ良さでグンバツ!
クリアでシンプルなデザインも素敵だよね。
これはラスベガス市場向けに特別に生み出された、「ハイ・ローラー」という超高級ブティック・ウォッカブランドだという。
ボトルの中央とキャップにはサイコロの目で「7」が表現されているんだけど、現実的にはない目だよね。
これが「ハイ・ローラー(大勝負師)」の「H」も表しているというニクい演出だって。
飲み終わった瓶は、空き瓶回収ゴミに出されてしまうのか気になるところ。
どなたかベガスのお店に知り合いいたら教えてください。(笑)

鎧を身にまとっているようなボトルじゃない?
シルバーの曲線が美しくて、これはまるでアート作品だよ!
素材がスターリング・シルバーだというから、さすがに高級だよね。
これはスコッチ・ウイスキー「ハイランドパーク」の」50年物で、限定275本という貴重なボトルデザインなんだとか。
ロンドンでも扱っている店が2店舗のみ、と記事には書いてあるよ。
幸運にもそのスコッチ・ウイスキーを口にした人の感想は「それぞれの香味が驚くほど鮮明で極上の余韻を長く残してくれる」とのこと。
香りも味も最高級品のスコッチ・ウイスキー、良いね!
このボトル・デザインは一度見たら忘れないだろうな。
気になるお値段は215万くらいだって。
予想よりはお手頃なので、購入を考えてみようか。(うそ)

「Inspiratum 2.0(インスピラトゥム 2.0)」は、モディリアーニの作品「Tête」にインスパイアされたボトル・デザインだという。
彫刻作品から着想を得て、進化させているところが素晴らしいね!
これは、クラシックとアヴァンギャルド、そして最新技術が融合した「未来のワイン」なんだとか。
AIを活用による分析・開発を導入したバイオダイナミック・ナチュラルワインで、ボトルは高級磁器製で、スペイン・バレンシアの陶芸家たちによって一点ずつ手作業で制作されているという。
さらにNFT(非代替性トークン)によるデジタル真正証明書が付属しているんだって。
ほんと「未来のワイン」なんだね!
24金仕上げ は限定3本、純プラチナ 仕上げは1本限定だって!
プラチナのお値段1億6,000万円とは、桁違いのスケールだね。(笑)

このボトルは、上の「Inspiratum 2.0」と同じくFernando Altamiranoのデザインなんだよね。
「世界で最も高価に販売された酒類ボトル」としてギネス世界記録を樹立したんだって!
ボディがトゲトゲしていて、ちょっとパンクな印象だよね。
Tequila Ley .925 ディアマンテは、伝統的な職人技と現代的ラグジュアリーを融合させた特別なテキーラだって。
竜舌蘭を100%原料としたテキーラにもこだわりがあるようだけど、気になるのはボトル・デザインだよ。
ボトルは純プラチナとホワイトゴールドで作られ、合計18.5カラットを超える4,000個以上のダイヤモンドが散りばめられているんだとか。
ボトルキャップも純プラチナ製で、アステカ暦を模した形状になっているというから驚き!
5億を超える高額アート作品に並ぶような金額で取引されるのも納得だね。

最後はこちら!
シュルリアリストのルネ・マグリットが、第二次世界大戦中に描いた物だという。
キャンバスが不足したためボトルに描いたというから、制作意欲を抑えることができなかったんだね!
良い保存状態で残っていることも素晴らしい。
載せた「Femme-Bouteille」は、クリスティーズのオークションで75万ドル、日本円で1億2,000万で落札されたとか。
他にもマグリットらしい青空に雲を描いたボトルなども存在していることが分かったよ。
プリントされた商品ではなく、マグリット本人が描いたボトルが並んでいたら圧巻だろうね!
実物を観てみたいと思ったよ。

今回は高額なボトルを特集してみたよ。
SNAKEPIPEが夢で見た雰囲気とは違うけれど、世界の逸品を探していて楽しかった。
また別のボトル・デザインも企画してみよう!

ビザール・サマー・アイテム選手権!62回戦

20260517 01.
ソーラーパネル式ファン付きハットのためにここまでマッチョなモデルが必要だろうか?】

SNAKEPIPE WROTE:

先週ゴールデンウィーク中の話題を書いたばかりなのに、25℃を超える夏日が続いているよね。
四季ではなく二季といわれるのも納得しちゃうよ。
半袖を着て、素足にサンダルの人も見かけるくらいだから、みなさま気分は夏モードだね!
今回は夏にピッタリなビザールなアイテムを特集してみよう。
いつも通り米国Amazonで購入可能な逸品を探してみたよ!

フカフカの芝生の上を裸足で歩いたら気持ち良いだろうね?
そんな願望を叶えてくれるアイテムがこちら!
GFF Grass Flip Flopsは、人工芝を足裏に感じることができるサンダルだという。
見た目が本物の青々とした芝生のようなだけでなく、足の形にフィットして快適な履き心地なんだとか。
レビューを読むと「快適なので、どこに行く時でも履いています」「足に触れる感触の良さに嬉しい驚きがある」「イタリア旅行にも持参しました」など、高い評価を受けているよ。(笑)
サイズは子供用から大人用まであるので、家族全員で揃えることも可能!
気になるお値段は、日本円で約4,500円。
どんな履き心地か試してみたいね。(笑)

続いてもサンダルのご紹介!
ブラックバスをモチーフにしてるんだよね。
いやモチーフどころか魚そのもの!
魚屋さんに並んでいたら間違って買いそうだもんね。(笑)
BING RUI CO Fish Slippersは、EVA素材を使用しているので、柔らかくクッション性があるという。
釣り人にオススメ!って書かれてるけど、履くのに勇気がいるような?
「孫のために2足目を購入。2年持ちます」「滑らず快適」「妻は嫌がっていますが、私は大好きです」などのレビューが寄せられていて、評価は4.6!
大人気商品のようだよ。
お値段は日本円で約3,800円!
ギョッとさせるにはもってこいの逸品だね。(笑)

夏はキャンプに出かける方も多いのでは?
ランタンやキャンプファイヤーなど、日常では味わえない光を感じるのは格別だろうね。
普段とは違う陰影が見えて、新たな知覚が芽生えるかも。
ただし、食事の時にはあまり暗いのはいかがなものか。
そんな時に活躍しそうなアイテムがChopSabers Lightsaber Led Light Up Chopsticksだよ!
ボタン電池を電源にしたLEDが搭載された光る箸なんだよね。
これで暗い時でも食べ物が見やすくなるよ。
まるでスター・ウォーズのライトセーバーみたいなので、ファンは必須アイテムかも。(笑)
ライトセーバーに見立てて、チャンバラごっこも楽しめそう。
プラスチック製で長さは約26cm。
お値段約2,200円なので、プレゼントにしても喜ばれそうだよ!

夏は薄着になるし、他の季節よりも活発に行動するよね。
虫刺されなどもあり、絆創膏を使うことも増えそうだよ。
痛かったり痒かったりするストレスを減らし、楽しい気分にさせてくれるのがこちら!
BioSwiss Bandages, Hot Dog Shapedは、ホットドッグの絵が3種類描かれていて24枚入り。
こんなにポップな絆創膏だったら、意味もなく貼りたくなるかも。(笑)
お値段約1,300円なので、姉妹品のピクルス柄も、一緒に欲しくなるね。

リゾートに欠かせないのは水着だね!
海外では温泉に入る時にも水着着用らしいから、海やプール以外の目的でも必須アイテムかも。
今回Amazonで見つけた逸品がこちら!
胸毛がプリントされた女性用水着なんだよね。(笑)
2018年9月に書いた「ビザール・サバイバル選手権!31回戦」にあった「お腹ぽってりポーチ」と似た雰囲気だよ。
まさか女性用水着にも採用されているとは驚き!
評価は4.2、180件のレビューが載っている。
「ビーチを歩いていると、たくさん声をかけられました」「パーティーの主役になりたいならこれ!」「この“傑作”を着ていると周りの反応が最高でした!」など、購入者たちも大満足の様子。(笑)
お値段約4,800円なので、通常の水着よりはかなりお買い得だよね。
ウケを狙って着てみようか?

今回はひと足早く、夏に活躍しそうなビザール・アイテムを探してみたよ!
紹介した逸品は評価が高い、人気商品ばかり。
売り切れる前に購入を考えてみようね。(笑)

映画の殿 第82号 市民捜査官ドッキ編

20260510 top.
【市民捜査官ドッキの登場人物は意外と少ないね】

SNAKEPIPE WROTE:

ゴールデンウィークはあっという間に終わってしまったね。
みなさまはどんな連休を過ごされたかな?
ROCKHURRAH RECORDSでは、特にお出かけもせず、庭の手入れをしたり映画を観て過ごしていたよ。
いくつかの配信サービスを契約していると、ドラマも映画も選び放題!
昔の映画でも新作でも鑑賞できてしまうので、映画館に足を運ぶことがなくなってしまった。
今回は、連休中に観た映画の感想を書いてみよう。
何本か観た中でナンバーワンだったのは、これ!

「市民捜査官ドッキ(原題:시민덕희 2024年)」は、ラ・ミランが主役!
「恋のスケッチ〜応答せよ1988〜」「ジョンニョン: スター誕生」などのドラマや「親切なクムジャさん」「正直政治家チュ・サンスク」で大ファンの女優だよ。 
他にポスターで確認できるのは、左隣に名バイプレーヤーのヨム・ヘラン!
「悪霊狩猟団: カウンターズ」の役名から、今でもチュさんと呼んでしまうよ。
最近では「おつかれさま」での母親役が印象的だったね。
ラ・ミランとヨム・ヘランが出演しているなら間違いなし!(笑)
まずはあらすじを書いてみよう。
※ネタバレしている可能性がありますので未鑑賞の方はご注意ください

クリーニング店が火災になりお金を必要としていたドッキに、銀行のソン代理から融資商品を紹介したいとの電話がかかってくる。
融資に必要だからとあれこれ手数料を請求され、ソン代理に送金したドッキ。
しかし、この一連の流れが振り込め詐欺であったことを後から知り、ショックを受ける。
全財産を失い子供たちと路頭に迷うドッキに、再びソン代理から電話がかかってくるのだが…。
今度はドッキに詐欺組織の情報提供をすると助けを求めてきた!
警察も諦めたこの事件。
だがドッキはソン代理を救い奪われたお金も取り戻したい一心で、それぞれ特技を持つ心強い同僚たちと共に中国・青島(チンタオ)へと向かう。
(THE KLOCKWORXより)

トレイラーはこちら。

振り込め詐欺の被害者ドッキを演じるラ・ミランが捜査に乗り出す話なんだね!
日本でも横行している犯罪の手口だけど、韓国も同じ状況だったとは。
ドッキは、シングルマザーで幼い子ども2人を抱え、生活に追われている。
本作品出演当時50歳手前のラ・ミランなので、子供が小さすぎるように感じてしまったけど。(笑)
警察はあてにならないから、と自分で捜査に乗り出すドッキ。
最初はお金を取り戻すために始めたけれど、正義のために闘う姿はカッコ良いね!
ラ・ミランはドッキ役がよく似合っていたよ。

ドッキが働いているクリーニング工場の同僚、ポンニムをヨム・ヘランが演じている。(画像左)
ポンニムは中国出身で韓国で働いている設定なので、2か国語を話すんだよね。
中国語の基本的な発音は大学時代に勉強していたらしいけれど、この映画のために相当練習したんだとか。
最初から喋ることができるのかと思ってしまうほど流暢で自然な中国語だったから、特訓の賜物と聞いて驚いたよ!
演技派女優として地位を確立しているヨム・ヘランだけど、更に努力を重ねているんだね。
ドッキとの友情のため、仕事も休んで捜査に協力する。
ラ・ミランとヨム・ヘランの掛け合いがリズミカルで見事だったよ!

ドッキと同じクリーニング工場で働くスクチャも捜査に協力する。
演じていたのはチャン・ユンジュで、ドラマ「涙の女王」や映画「三姉妹」で観た女優だよ。
「市民捜査官ドッキ」では、捜査のためとはいえ中国行きは観光目的のようにはしゃいでいる。
お気楽キャラは必要だね。(笑)
立派な望遠付きカメラを持参して、隠し撮りを行う。
そのおかげで捜査が進展し、お役に立っていたね!

青島にいるポンニムの妹を演じていたのは、アン・ウンジン。
最初は「空から降る一億の星」に出演していたチョン・ソミンと間違えてしまった。
アン・ウンジンは、ドラマ「憑依」や「他人は地獄だ」で観ていたようだけど、あまり覚えていないよ。
「市民捜査官ドッキ」では中国で生活している設定なのに、姉のヨム・ヘランより中国語を話す機会がなかったような?(笑)
ドッキに協力し、運転手として街を案内する。
地元民だけあって、この協力がなかったら捜査できなかっただろうね。

特殊詐欺グループで「かけ子」のジェミン。
銀行員のソン代理としてドッキを騙した張本人!
演じているのは、映画「エクストリームジョブ」では麻薬捜査班の刑事として出演していたコンミョン。
あの時は刑事だったのにね。(笑)
「市民捜査官ドッキ」では、脅迫を受け軟禁された上で「かけ子」として利用されている役どころだったよ。
そしてドッキに助けを求める電話をする。
この設定は実話に基づいているみたいだけど、中国を舞台にするところは映画のために追加されたみたいだね。
料理店名をヒントに使うところが面白かったよ。

ジェミン同様に軟禁されている犯罪グループのメンバーの一人に見覚えがあったよ。
ドラマ「ハピネス」でアンドリュー役を演じていたイ・ジュスン!
観た瞬間に「アンドリューだ!」と叫んでしまったよ。(笑)
「市民捜査官ドッキ」では、犯罪グループに所属していながらも、ヤク中になっていたよ。
そのおかげで命が助かったともいえるから皮肉なものだね。
犯人の顔を見た証拠には大笑いさせてもらったよ!(笑)

「市民捜査官ドッキ」は、おばちゃんパワー全開で犯罪に立ち向かう様子が描かれていた。
笑いもあり、勇気を与えてくれたのですっきりするね!
この映画が公開されてから元になった事件が再注目され、犯人逮捕に奮闘した被害女性に報奨金が支払われたという。
そのエピソードも良いね。
未鑑賞の方に、是非オススメだよ!(笑)